【ファミコン】AD&D ヒルズファー【ポニーキャニオン】

AD&D Hillsfarゲーム紹介

ゲームの概要



【タイトル】AD&D ヒルズファー
【プラットフォーム】ファミコン(ファミリーコンピュータ)
【ジャンル】アクションRPG
【メーカー】ポニーキャニオン
【発売日】1991/3/21

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プレイ動画



ストーリー

ゲームの舞台となるのはフォーゴトン・レルムにある架空の都市ヒルズファーです。

ヒルズファーには4種類の職業(僧侶、戦士、魔法使い、盗賊)ごとにギルドがあり、プレイヤーはキャラクター作成時に選択した職業に応じて、対応するギルドマスターの許に行かなければなりません。

ギルドマスターは、プレイヤーにいくつかのミッションを与えます。ギルドマスターから与えられたミッションをすべて完了すると、所持金と経験点が増え、そのキャラクターの冒険は終了となります。



ゲームのレビュー

プレイヤーは、6つの種族(ドワーフ、エルフ、ノーム、ハーフ・エルフ、ハーフリング、人間)と4種類の職業(僧侶、戦士、魔法使い、盗賊)を組み合わせ、自由にキャラクターを作ることができます。

作成したキャラクターで、職業に対応するギルドを訪れ、ギルドマスターから出される試練を達成すればゲームクリアとなります。

マップを移動するたびに、馬に乗って障害物を回避するミニゲームをプレイするのが『AD&D ヒルズファー』の特徴です。Aボタンでジャンプして障害物を飛び越えたり、十字キーの下を押して鳥などの飛行物をかわす必要があります。障害物を回避できないと落馬し、一定の回数落馬してしまうと、山賊に所持金を奪われるなどのペナルティが発生します。

ほとんどの建物は、入ると不法侵入となり、衛兵に見つからないよう、制限時間内に脱出する必要があります。建物の中には宝箱があり、中にはお金やアイテムが入っています。鍵のかかっている箱の開錠に失敗し、罠にかかってHPが減ることもあります。

『AD&D ヒルズファー』は、商業的に成功し、78,418本売れたのですが、評価は賛否両論あります。肯定的な側面では、アクションゲームとアドベンチャーゲームを組み合わせたことはおおむね好評でした。Amiga Format 誌ではAndy Smithがこのゲームに72点を付け、SSIは「まったく異なる2つのスタイルを見事に混ぜ合わせた素晴らしいゲーム」を制作することに成功した、と述べました。Compute! 誌ではBob Guerraがアーケード・スタイルのシーケンスを称賛し、『ヒルズファー』は「これらの上質なシーケンスを物語に組み込み、他の多数のゲームよりもはるかに素晴らしい仕事をした」と述べました。一方、Computer Gaming World 誌では、Roe Adamsが盗賊の鍵開けのシーケンスを高く評価したものの、それ以外の面では期待に応えることに失敗したと述べました。特に、移動のたび繰り返し行われる乗馬ゲームと、魔法使いと僧侶がゲーム内でまったく魔法を使えないことを批判しました。



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