ゲームの概要
【タイトル】2010 ストリートファイター
【プラットフォーム】ファミコン(ファミリーコンピュータ)
【ジャンル】アクションゲーム
【メーカー】カプコン
【発売日】1990/8/8
プレイ動画
ストーリー
西暦2010年、他惑星を開拓した人類はサイボーグ化した犯罪者達に悩まされていた。
そんな折、装甲寄生虫を体内に寄生させる事によってサイボーグ以上の強化を施した犯罪者=パラサイトが続出。
ケビンはパラサイト達に対抗すべく生み出されたサイボーグ警官だった…。
ゲームのレビュー
『2010 ストリートファイター』は、1990年8月8日に日本のカプコンから発売されたファミリーコンピュータ用アクションゲームです。横スクロールの平面アクションです。
2010年の未来を舞台に、サイボーグ警官のケビン・ストレイカーが惑星にはびこる凶悪犯罪者パラサイト達と戦うSF風アクションゲームです。
2014年2月26日よりニンテンドー3DS用バーチャルコンソール対応ソフトとして、2014年10月15日よりWii U用バーチャルコンソール対応ソフトとして、それぞれ配信されました。
『ストリートファイター』というサブタイトルがついていますが、カプコンの人気格闘ゲーム『ストリートファイター』シリーズとは無関係です。ただし、アメリカ版では関連作になっています。
ライフを失うとパワーダウンし、ステージの最初に戻されます。コンティニューは無制限に可能ですが、パワーダウンしてしまうため、攻略は困難になります。
操作は十字ボタンと、ボタン2つ(攻撃・ジャンプ)のみです。
攻撃は、波動が出る隙の短いパンチと、横を押したままで威力が高く隙の大きい波動、ソニックブリッドの二種類で、攻撃方向は基本的に左右と上の3方向です。
アイテムをとる事で波動の射程が延びたり、バックフリップ中に攻撃判定が出るようになったり、攻撃判定と弾消し効果のバックオプションが追加されたりと、キャラクターを強化することができます。
また、空中で壁に接触しながらジャンプボタンを押すと、壁をよじ登る事が出来ます。よじ登り中も攻撃が可能です。
垂直ジャンプ中に反対方向にキーを入れる事でバックフリップすることができます。バックフリップ中は無敵なので回避に使うことができ、さらに下方向に攻撃もできます。
ステージ開始時にターゲットが表示されます。ターゲットを倒すと、次のステージへ行くためのゲートが登場しますが、10秒以内にゲートに入らないとミスになります。
そのため、ボスを倒した後にステージのアイテム回収がしにくくなっています。アイテムは、できるだけボスとの交戦中か、遭遇前に回収する必要があります。
初心者は、最初のステージでじわじわとダメージを受け、ボスにたどり着く前に破壊されてしまいますが、諦めずにやり込めば上達していきます。
爽快感には欠けますが、敵を倒して脱出する過程がパズル的に楽しめると思います。当時のゲーム雑誌では「面クリア―時の満足感が心地いい」と、肯定的に評価されていました。
現在でも一部のファンから根強く支持されており、バーチャルコンソールでもプレイ可能です。
当時の8bit機ながらも洗練されたシステムと秀逸なストーリーは現代でも十分に楽しめます。機会があれば、プレイする価値があります。
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