ゲームの概要
【タイトル】1943 – The Battle of Valhalla
【プラットフォーム】ファミコン（ファミリーコンピュータ）
【ジャンル】シューティング
【メーカー】カプコン
【発売日】1988/6/20
プレイ動画
ゲームのレビュー
『1943』は、太平洋戦争におけるミッドウェー海戦を舞台に、アメリカ軍の陸軍戦闘機P-38ライトニングを操作し、日本軍に戦いを挑むというストーリーのアーケードゲームをファミコンに移植した作品です。
前作『1942』から引き継いだ宙返りやサイドファイターに加えて、エネルギー制、時限制の多彩な武装、緊急回避システム「メガクラッシュ」といった新システムが数多く追加されています。
ファミコン版の『1943』は、アーケード版を忠実に移植したという訳ではなく、『２人同時プレイ廃止』『パスワード入力可能』『溜め撃ちレーザー追加』『自機カスタマイズ』『敵艦は日本の戦艦ではなく架空の国の戦艦』など、いくつかの変更点があります。
残機システムは無く、『エネルギー』を失うとゲームオーバーとなります。『エネルギー』は、敵の攻撃を受けると減ります。エネルギーが０になっても即座にゲームオーバーという訳ではなく、エネルギーが０の状態で、更に敵や弾に触れると、自機が爆発しゲームオーバーになります。エネルギーは、時間経過によっても消費されます。
ゲームシステム
- 8方向レバー（移動）と2つのボタン（攻撃、メガクラッシュ）で自機を操作します。
- アイテムを取ることなどにより、6種類のショットを使い分けることができます。特殊ショットには、使用時間に制限が設けられています。
- メガクラッシュは、エネルギーを消費して画面全体の敵弾を消滅させ、敵を攻撃する特殊攻撃です。メガクラッシュの内容には3種類のパターンがあり、使用した時の敵弾との距離、およびステージの種類によって変化します。
- 両ボタンを同時に押すと宙返りを行い、一定時間無敵になります。回数制限があります。
- 本作は残機制ではなく、エネルギー制を採用しています。エネルギーは、時間経過、敵機や敵弾への衝突、メガクラッシュの使用によって減少し、敵の攻撃を受けてエネルギーが0未満になるとゲームオーバーとなります（時間経過やメガクラッシュの使用で、エネルギーが0になってもゲームオーバーにはなりません）。
- エネルギーは、ゲーム開始時は64で、各ステージ開始前に補給されます。また、ステージの途中で、アイテムによって補給することもできます。また、3面クリアごとに最大エネルギーが8増えます。
- 敵弾を受けると、自機は一瞬操作不能となります。敵機との接触した時のダメージは、敵弾より格段に大きく、大型機の場合、１回の衝突だけでゲームオーバーとなることもあります。
- ステージは、空中戦の前半部と、ボス戦の後半部で構成されています。空中戦を終えると目標発見のメッセージが表示され、海上での敵艦隊との戦闘に突入します。最後に敵の旗艦（ボス）を撃破（破壊率70%以上を達成）するとステージクリアとなります。破壊率が70%に及ばず、撃破できなかった場合は作戦失敗となり、ボス戦を最初からやり直すことになります。
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